高山のトイレ

富士山などの高い山に設置されるトイレの場合、物理的に汚物の処理が困難なことから、シーズンが終わると貯留された汚物をそのまま山肌に放流する事が行われた。

その結果、悪臭が発生したり、水に溶けないティッシュペーパーで美観を損ねたり、地下水などの汚染の原因となる。

ガソリンを掛けて燃やすこともある。

高山の場合気温が低く、冬季に完全に生物分解が進まないことが間々ある。

富士山が世界自然遺産の登録から漏れたのは、このトイレ問題のためといわれている。

また、公衆トイレを利用しないケースも多く、そのまま山肌に排泄する、

いわゆる野外排泄が行われることもある。

近くのトイレまで遠すぎて間に合わないために行われるケースが多いが、山のトイレの使用は有料であることが多く、それを逃れるための行為であることも多い。

環境への負荷は後者の方が大きく、深刻な問題である。

こうした問題は富士山のみならず、屋久島など地域のインフラに比して観光客が過剰に訪れる地域では悩みの種となっている。

2000年から富士山のトイレの改善対策が始まった。富士山クラブが、バイオトイレの設置。
update:2010年02月22日